2013年9月22日(日) 南三陸町

一般参加者37名+スタッフ2名

JR気仙沼線旧志津川駅のすぐ裏、もともと田んぼだったそうですが、一向に水がひかない一区画があり、この日の作業はそこでの草刈りから始まりました。いずれ水が捌けたら瓦礫撤去を行うための下準備です。駅へ寄るほど水位が上がり、不用意に運んだ一歩が思い掛けない深みにはまったりして、両腕をバタバタさせてバランスを保とうともがく姿があちこちで見られました。午後はその脇の傾斜地で刈った草をまとめたり瓦礫を取り除いたりする作業が主でしたが、なおも水の中に残り、長靴の限界まで草刈りに挑み続ける執念深いメンバーもいました。そのお蔭もあり、一面草に覆われていた敷地が作業終了時には見違えるようにさっぱりしました。

さて、9月26日、長きに渡った賛否議論を経て、防災対策庁舎の年内撤去が正式発表されました。朝方にはその赤い骨組みを間近から見上げ、活動後にはボランティアセンター長さんからこの2年半の同町についてご高話を賜り、常連さんからも「被災地へ行く意味を再確認した」というご感想がありました。
南三陸町はまだまだボランティアを必要としています。ということも、現地へ行けば分かります。支援しつつ、学びつつ、東北とともに復興を歩んでいきたいと考えておりますので、今後ともどうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

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